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REGRET +​/​-

by hamada tamon / 濱田多聞

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1.
順番を間違える 数に入らないものたちは 見ようによっては 美しい夢を見ている 呼び鈴が鳴るのを待つ 割れた奥歯に舌を這わせる 人目を避けて服を着替える 押し寄せる日差しに跪く 朝が来て両目を隠す 数に入らないものたちは 秘密を隠し切れない 子供のように落ち着かない 呼び鈴が鳴るのを待つ 割れた奥歯に舌を這わせる 人目を避けて服を着替える 押し寄せる夏に跪く 逃げ場所を探している 数に入らないものたちは 過ちと衣擦れの音に 追いかけられているだけだ
2.
弾を込めて 役目を終えた馬の背に 銃の先を押し当てる 慎重に機械のように ドアを叩く ハートに火をつける あなたのカギは壊れている 思い出す去年の歯の痛み そっと優しく わたしを捨てる 何事もなく あなたを許す 吐き捨てるように わたしを捨てる 車を止めて あなたに気をかける 絶え間なく手を付けてしまう 嗜好品は味気ない あとがない 優しい壁に守られて 作り話を聴いてもらう もう少し元気よく 踊れたのなら わたしを捨てる 疑いもなく おまえを許す 心を込めて わたしを捨てる 小さな出来事がそこかしこで生まれる 警察が連れてくる何気ない昨日と わたしを捨てる
3.
埃をかぶるこれよりさき 次第に明るみになる影が 君に雨雲を近づけてしまったんだ 苦みを増すこれよりさき 次第に広がる暗がりから 逃れてやってきたアーケード街 そこは都会 心もそらに繰り出した 街を見誤った 思い残したことを数える 縞模様の服が色褪せる 目が霞むこれよりさき 次第に大人しくなる口が 君の過ちを喉元に閉じ込めた 眩しすぎるカーテンの先 次第に敏感になる指が 君のストロークをいつも以上に濁らせる いろんな場所に連れ出した ギターが笑うまで 重い荷物を必要なだけ これよりさきに運んでくれ タクシー これよりさきへ これよりさきへ これよりさきへ 連れて行ってくれ タクシー
4.
蛇に睨まれたすごく久しぶりだ 明らかに様子がおかしい 静かな夜を 静かな夜を 夢であればいいのだが 明らかに様子がおかしい この屋根は嵐に耐えられるのか 都会的なけだるい生活喉が渇く 明らかに様子がおかしい 静かな夜を 静かな夜を 夢があればいいのだが 明らかに様子がおかしい その声は恐ろしく懐かしい 嫌いなことはいつも同時に起こっている 明らかに様子がおかしい 静かな夜を 静かな夜を 上手く眠れればいいのだが 明らかに様子がおかしい この派手な心のドラム 鳴りやむのか 静かな夜を
5.
街灯は消えて外は真っ暗 遊びに行くのを諦める 静けさを好んで静けさに怯える まとまらない願いは 裂け目に落ちてなくなる 震えているのに 汗が肌を這う 出掛けるときは 電気を消しておいてください 望んでやってきた場所で聴こえた 唄を好む君の 新しい声は頼もしい カーテンを開けて 喉を開いて 冷たい水で顔を洗った シャツの袖が濡れた 望まなかったのか望んでいたのか 口を閉じた君の 残された声は新しい 心を開いて 氷を砕いて 見慣れた心を 取り出して 乱れた心を 片づけて

about

demo tracks 2017-2018

credits

released January 5, 2019

all songs written and played and recorded by hamada tamon

license

all rights reserved

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about

hamada tamon / 濱田多聞 Sendai, Japan

singer-songwriter from sendai city.

started in Feb 7,2007

his name was the hamadayama!

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